九十九屋さんたの妖怪古今録
猫塚というのを見に行きました。
猫塚というのは、江戸時代有馬藩の殿様に特に気に入られた女中がまわりの嫉妬から冤罪を被せられ、それを苦に自害してしまいました。その女中の飼っていた猫が主人の敵をうつ為に、いじめた老女を食い殺したのです。その後、猫は退治されましたが、それを弔う為に建てられたのが、猫塚だといわれています。
猫塚の場所は学校の中なので、勝手に入ってみることはできないため、事前に連絡するなどしてから見に行くようにしましょう。
さて、そんな猫絡みで、「猫と話がしたいので猫又にしたいので方法を知りたい」といわれまして、猫の妖怪について考えてみました。
猫の妖怪というのは大きく分けて四つあります。
1 もともとそういう種類。
2 恩や恨みを晴らすために。
3 年を経て。
4 呪いをかけられて。