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佐藤 真海さんトークショー<パラリアン(陸上・走り幅跳び)・日本パラリアンズ協会 理事>

~2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたみんなへのメッセージ~

聖徳大学で「佐藤 真海さん」のトークショーが行われました。

【日時】平成27年11月29日(日)14時~

【主催】松戸市

【共催】聖徳大学・千葉大学 園芸学部・日本大学 松戸歯学部・流通経済大学
佐藤 真海さん<パラリアン(陸上・走り幅跳び)・日本パラリアンズ協会 理事>プロフィール
1982年3月12日生まれ。宮城県気仙沼市出身。
2000年仙台育英学園高校卒業。早稲田大学商学部入学
2004年早稲田大学商学部卒業。サントリー株式会社(現サントリーホールディングス)入社。
アテネパラリンピック9位(3m95)
2005年パラリンピックワールドカップ(英国)4位(4m14)
2006年パラリンピックワールドカップ(英国)銅メダル(4m11)
2007年パラリンピックワールドカップ(英国)4位(3m75)
2008年九州チャレンジ陸上競技大会(熊本)にて走り幅跳びの日本記録更新(4m46)
北京パラリンピック6位(4m28)
2012年3月早稲田大学大学院スポーツ科学研究科トップスポーツビジネスコース(社会人コース)終了。
ロンドンパラリンピック9位(4m70)
2013年4月ブラジルオープン5m02(日本記録)IPC世界選手権大会(フランスリヨン)3位銅メダル4m70
現在 サントリーホールディングス株式会社CSR推進部所属

・早稲田大学入学とともに、入部した応援部チアリーダーズで活躍していた2001年の冬、骨肉腫を発症。2002年4月に右足膝下を切断し、義足の生活に。治療とリハビリを経て、2003年1月からスポーツを再開。
・走り幅跳びでアテネパラリンピックに出場し、9位となった。その後、2006年のワールドカップでは銅メダルを獲得するなど実績を積み、北京パラリンピックにも連続出場。6位に入賞した。
・2012年ロンドンパラリンピックでは4m70と大きく記録を伸ばしての9位。現在も、仕事をしながら、次のパラリンピックに向けて挑戦を続けている。
トークショーは聖徳大学7号館3階の教室にて行われました。<br>約200名の方々が参加しました。<br><br>会場には佐藤さんの小学校時代の先生が見に来ていました。<br>※佐藤さんは新松戸南小学校で3年間学ばれていたそうです!
トークショーは聖徳大学7号館3階の教室にて行われました。
約200名の方々が参加しました。

会場には佐藤さんの小学校時代の先生が見に来ていました。
※佐藤さんは新松戸南小学校で3年間学ばれていたそうです!
トークショーの最初に松戸市の織原副市長からのご挨拶をいただきました。
トークショーの最初に松戸市の織原副市長からのご挨拶をいただきました。
左)深山 計さん(司会進行・元アナウンサー)<br>右)佐藤 真海さん
左)深山 計さん(司会進行・元アナウンサー)
右)佐藤 真海さん
スライドを見ながらの佐藤さんの生い立ちの紹介です。
もともとスポーツをやっていたそうですが、骨肉腫を発症し、右足膝下を切断することになったとのこと。
義足の生活になっても、治療とリハビリを重ね、スポーツを再開し、走り幅跳びでアテネパラリンピックに出場し、9位となり、その後2006年のワールドカップでは銅メダルを獲得するなど実績を積む。
そして、東京オリンピック・パラリンピック招致委員会のIOC(国際オリンピック委員会)最終プレゼンテーションで、プレゼンターを務めた。
招致委員会の最終プレゼンで、「私にとって大切なのは、私が持っているものであって、私が失ったものではない」という事を話した。これは、自分の佐藤さんの生い立ちを短くしたことだと言っていましたが、心打たれる名言でした。

2020年オリンピックに向けた言葉を。
という質問に佐藤さんは「歩みを止めず、向かって行くことです。」との熱いお言葉を頂きました。

参加者の皆さんからの質問もありました。
Q義足の場合は足が地面に着く感覚はありますか?
―つま先まで足があるイメージで走っています。
Q子供たちがスポーツに挫折したときにどのようなケアをすれば良いか。
―目標を乗り越えたら次に進めることの大切さを教えてあげて下さい。
Q小金北小学校では、障碍者スポーツの授業があります。小金北小学校にも来ていただけませんか?
―はい。行かせて頂きます!

なかなか聞くことができない貴重なお話を聞いた参加者の皆さんは最後まで真剣に聞いていました。
トークショーの最後に聖徳大学の学生より、花束が贈呈されました。
トークショーの最後に聖徳大学の学生より、花束が贈呈されました。
松戸市制70周年記念ロゴマーク
松戸市制70周年記念ロゴマーク
「佐藤真海さんトークショー」は、2020年に向けた「やさシティおもてなシティ」推進のための取組みのひとつです。
 松戸市は、『松戸市2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた大会成功とやさシティおもてなシティ推進のための「基本方針』を策定し、東京大会を契機とする様々な取組みを進めています。

「やさシティ・おもてなシティ」とは・・・
「やさシティ」は、松戸市の目指す子育て、教育、文化を軸とした都市ブランドのシンボルとして、市の魅力を発信するためのロゴマーク・スローガンで、2013年の市制70周年を記念に募集し、全国から寄せられた343作品の中から、審査し決定しました。
「おもてなシティ」は、江戸時代から旅人をもてなす松戸宿、小金宿の二つの宿場町から発展した「おもてなしのまち」松戸の特性、魅力を表現したものです。
 今後の大会に向けた取組みの中で、「やさシティおもてなシティ」の魅力をさらに増進させることが、私たちにとってオリンピック憲章にあるレガシー(未来への遺産)創出となることから、親しみやすい取組みのメッセージとして掲げています。(事務局メッセージ)