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小金中学校科学部が「ロボカップジュニア2017世界大会」に出場!!

松戸市立小金中学校科学部ー報告会ー

松戸市立小金中学校科学部が7月27日から30日に名古屋市で開催されたロボカップジュニア2017に出場されました!
出場したのは三つある種目のうちの一つである、Onstageという種目。
その中のステージ上のロボットを使ったパフォーマンスを行う『Stage performance』において
評価点40点満点中、35.8点で世界第一位!
『Best Stage Performance』賞を受賞されました!
9月2日(土)、保護者や地域の皆様に報告会を行いました。
まいぷれ松戸編集部は新松戸商店会連合会様よりお誘いがあり、出席してきました!

2013年取材記事(ロボカップジュニア世界大会スーパーチーム部門)
部長:三山貴也さん、副部長:尾藤直哉さん、葛西柊摩さん、小林結萌さん、杉山心さん、田中直希さん、筒井太一さん<br>顧問:羽田徳士さん、福永安佑子さん
部長:三山貴也さん、副部長:尾藤直哉さん、葛西柊摩さん、小林結萌さん、杉山心さん、田中直希さん、筒井太一さん
顧問:羽田徳士さん、福永安佑子さん

ロボット紹介

テーマは「ダンスレッスン」
パフォーマンスの流れは教師役ロボットが生徒役のロボットにダンスを教え、そのあと共にダンスの発表会をするというものです。

1.Control Tower

司令塔でロボットの振り付けを決めるのがControl Towerの役割です。
振り付けは4パターンあり、ここで振り付けを決めて、教師役ロボットに信号を送ります。

2.教師役ロボット Zig-cord

教師役ロボットです。
Control Towerからの信号を受信し、それに合わせてダンスします。
そのあとに、Uni-cordに信号を送信します。
顔に音センサーがついていて反応すると目のLEDが光ります。

3.生徒役ロボット  Uni-cord

生徒役ロボットです。
Zig-cordからの信号を受信し、それに合わせてダンスします。
構造は教師役と同じですが、こちらはモーター付きの台車が搭載されていて自由自在に移動できます。
こちらは動きを安定させるために自作基盤を一から制作したそうです。

4.AR-Cube

ダンスの評価をするAR-Cubeです。
レッスンの時に教師役と生徒役を撮影し、動きが近いかどうかでその数値で3段階評価をします。
評価に合わせてモーターが回転し、箱についているマーカーを見せます。
このときタブレットPCをマーカーにかざすとAR技術によってタブレットPCで結果を見ることができます。

5.Arranging Pyramid

パフォーマンスを引き立てるLED装置です。
左右の二か所に配置され、音楽に合わせてシリアルLEDが光ります。

小金中学校 校長 増田 史郎様より 世界大会を終えて

 皆様方のご支援を賜り,本校科学部は,7月27日から30日に名古屋で開催されたロボカップジュニア2017に出場してまいりました。
 外国人の審査員に対する英語でのプレゼンテーション,審査員からのインタビューに対する英語での回答,たくさんの観衆を前に演じた2回のパフォーマンス,スペインとブラジルのチームと組んで演じたパフォーマンスと,たいへん厳しいスケジュールの中で,生徒たちは日本の代表として,自分たちの持てる限りの力を尽くしてくれました。
 さすがに世界の壁は厚く,三位までに入賞することはできませんでしたが,三位のチームとの点差は極僅かでした。そして,観衆を前に演じたパフォーマンスの評価が参加チーム中第一位だったことにより,部門別の特別賞である『Best Stage Performance』賞を受賞したことを皆様にご報告できることは,私たちにとって大きな喜びであります。
 また,今回の世界大会は,日本での開催ということもあり,出場選手以外にもたくさんの科学部員が大会を見学しました。世界最先端の技術を目の前で見て,世界大会の雰囲気を肌で感じることができたことは,彼らにとってたいへん貴重な経験となりました。また,次の大会に向けて製作中のロボットを会場に持参し,出場者にアドバイスを受ける生徒もおり,単なる見学だけで終わらせないという積極的な姿勢も見られました。
 中学生という柔軟で多感な時期に,世界大会という最高の舞台を体験できたことは,何にも代えられない大切な宝物として,生徒の心の中にいつまでも残るものと信じています。そして,更に上の世界一を目指すために越えなければならない課題も見つかったはずです。この経験は,これからの学校生活を経て,やがて社会人となったときに,必ず実を結ぶものと確信しています。
 本校科学部に対し,温かいご支援,ご声援をいただきました皆様に,心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
―小金中学校科学部を今後も応援していきます。―
まいぷれ松戸編集部
新松戸商店会連合会

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