部長さんより
小金中学校吹奏楽部は、初めて全国大会に出場することが決まりました。
これは、小金中学校が創立以来のことです。
昨年度、小金中学校は初めて東関東大会に出場し、金賞を受賞しています。できるものなら全国のステージに立ちたいと、今年は部員みんなが、心の中にその思いを強く持って練習に励んできました。
しかし、部員数も少ないことから、初心者の一年生を十四人も含んでのメンバー構成です。自分の練習はもちろんですが、後輩の指導もそれ以上にしていく必要がありました。学校の練習が終わっても、楽器を家に持ち帰って練習するなど、みんなで頑張って練習を積んできました。練習途中は苦労が絶えず、気持ちもバラバラになりかけたこともあります。本番前は不安で、眠れない日もありました。でも、どんな時も先生が熱心に指導して下さり、励まして下さったおかげで乗り越えることができました。
東関東大会では、みんなの気持ちもひとつになり、練習の成果を十分に出し切れる演奏ができました。「ゴールド金賞！」「全国大会出場！」と聞いたときには、感動で涙があふれました。
”努力をした人が幸せになれる。”という先生の言葉を本当に体験できました。指導して下さった先生や、共に頑張ってきた仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。
全国大会が迫るにつれて、不安と焦りが大きくなってきます。初めてなので、どんなすごいステージなのか想像がつかず、怖い気持ちもあります。けれど、東関東代表として、堂々と良い演奏ができるよう、毎日一生懸命練習し、日々前進していきたいと思います。本番では、名古屋のステージに、小金サウンドを響きわたらせ、今まで一番の演奏ができるよう頑張ります。